アンチトレーダーフィールド (AT-Field)

純粋にゲームを楽しむユーザーではなく、ユーティリティトークンを安い時に買い、高い時に売るというトレーダー勢の動きはゲームのTokenEcosystemに大きな影響を与えます。

ゲーム初めの局面ではユーザーとトレーダーの両方からの買い圧力があり、価格が急激に上昇し、ある程度上がったところでトレーダーが売りぬけた結果、純粋なユーザーが間接的に損してしまうという可能性があります。

価格の上昇はGame-Fiでの利回り増加につながることもありますが、急激な変動はゲームに悪影響を与えることの方が多い傾向にあります。

そこで、ゲームをプレイし獲得した量のトークンのみを売却することを可能とする仕組み「Anti-Trader Field（AT-Field）」を提案します。

AT-Fieldにより、トレーダー勢の売却のみを無効化します。ユーティリティトークンをGaming DEXのSwapContractに送る際に制限を掛け、ユーザーがゲームをプレイし、獲得した量（オラクルにて取得）以上にユーティリティトークンを他のトークンにSwapできないようにします。なお、ユーティリティトークンをGaming DEXで購入、または他のWalletAddressに送付する等には制限が掛かりません。

つまり、AT-Fieldを導入した流動性Poolであれば、純粋にゲームを遊ぶ目的以外で購入したユーティリティトークンはGaming DEXで売却することが出来なくなります。

これにより、ゲーム内で排出されるユーティリティトークン以外の売り圧力はなく、Ecosystemを守り、ゲームをより持続可能に出来ると考えられます。